「あなたなら何にしぼる?第2回マイカボ選手権」に
大分をはじめ、全国から多数のご参加をいただき、誠にありがとうございました!
920件を超える投稿の中から選ばれた、素敵なアイデアをご紹介します。


@takako.meshiさんの投稿
レモンとパセリのソーセージからヒントを得て、かぼすと大葉でやってみようと発案。かぼすの皮のすり下ろしとかぼすの搾り汁を入れて、庭に群生している大葉のみじん切りを合わせてなんとも爽やかな一品となりました。
かぼすと大葉の爽やかな香りがイタリア生まれのサルシッチャに新しい風を吹かせました。かぼすを丸ごと余すことなく使い、かぼす愛溢れたグランプリ作品にふさわしい作品です。




かぼすの香りをまとった酢飯と鯛の昆布締めの相性は抜群だと思います。見た目にも美しく、何貫でも食べられてしまいそうです。
昆布締めして旨味が増した鯛と、かぼす果汁を混ぜ込んだシャリが絶妙にマッチしそうな一品です。かぼすの輪切りを下に敷くのもおしゃれな演出で素晴らしい作品だと思います。




炊き上がったご飯にもかぼすの香りが漂い、追いかぼすをすることによってさらにさっぱりと頂けるパエリアだと思いました。チキンのうまみも染み込んで美味しそうです。
調味液にかぼすを1個使用し、食べるときにも追いかぼすで1個使用するという、かぼすを存分に感じられるパエリアです。ご飯にかぼすを搾って酢飯にするアイデアは以前もありましたが、パエリアに使うのは初めてで、かぼすの可能性を感じる作品です。

@pioenroos9090さんの投稿
ブラジル生まれのチーズパン「ポンデケージョ」を作りました。ブラジルではタピオカ粉ですが、今回は米粉を使って、さらに3種全てに旬のかぼすを使っているので「名付けて『かぼdeケージョ』。かぼすをマーマレードにしたり、果汁を練りこんだり、皮を加えたり、余すことなく使ってみました。



かぼすのポンデケージョはなかなか思い付かない斬新なアイディアだと思います。ふっくらもちっと噛み締めた後にかぼすの香りが広がり、とっても美味しそうです。
3種すべてにかぼすを練りこみ、それぞれ違った風味を楽しめる作品です。手軽な一口大サイズで、違ったかぼす味を楽しめる、是非試したい一品です。

(大分県カボス振興協議会賞)
カレーとかぼすは意外にも相性が良く、カレーパンにすることで、テイクアウトにも良さそうな作品です。かぼすの力で豚バラはジューシーに、乾し椎茸はふっくら仕上がるとのこと。ぜひ食べてみたい作品です。


@toko1040さんの投稿
かぼすを使う時、かぼす汁を使うだけでは、もったいない!かぼすを器にして旬の野菜を詰めてお料理を楽しむ私です。なんと言っても食べる時にかぼすの器からでる「香り」がごちそうなんです。中身は、地元竹田市で安価に購入できる花オクラが、高級感ましまし。それと、梨、オクラのシャキシャキ、ネバネバの2大食感でこれまたおいしさアップです。他にポテトサラダ、おすし、ゼリー、グラタン、酢の物、白和えなどを詰めるのもおすすめです。皆様どうぞお試し下さいね。


見た目も華やかでプロのセンスを感じさせます。梨のさっぱりとした甘味とかぼすの酸味がとってもよく合いそうです。

@ikazchiさんの投稿
本来柚庵焼きはゆずを使いますが、今回はかぼすを使ってみました。手間はかかるけど、幽庵焼きは元々魚料理なので、旬の魚は当然今回みたいに鶏肉にも合うので、淡白な味の食材にはとても良いです。


かぼすの香りが染み込んだ幽庵焼きは、さっぱりとたくさん食べられるおつまみになりそうです。焦げたロースト感も旨味になり、とても美味しそうです。

@miki.kawakuboさんの投稿
みょうがのアチャールはカレーはもちろんだけど、冷奴にのせたり、厚揚げ焼きにのせたりしても美味しいです。ジャコと合わせてもグー!


茗荷のアチャール和えをアジの南蛮漬けと合わせるところにセンスを感じます。茗荷のちょっとピリッとした感じとかぼすの酸味が、揚げたアジをさっぱりさせてくれそうです。







今回の結果を踏まえ、特別審査員である栗原心平さんに、
かぼすとの相性バッチリな料理のレシピを
考えていただきました。







-
かぼす果汁
100cc -
かぼすの皮
適量 -
グラニュー糖
200g -
水
150㏄
- かぼすは果汁をしぼる。
しぼったあとの果皮は、表面の緑色の部分をおろし器ですりおろす。
(果皮の白い部分が入ると苦みが出てしまうので、表面のみすりおろす) - 小鍋にかぼす果汁、グラニュー糖、水を入れて中火にかける。
沸騰してから5分ほど煮詰めて火を止め、おろしたかぼすの果皮を加えて混ぜる。
※清潔な容器に入れ、冷蔵庫で5日間ほど保存可能 - 皮を最後に入れることで、苦みが出にくく香り高いシロップに。
炭酸水や焼酎で割ったり、フレンチトーストにかけるのもおすすめです。



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豚リブロース肉(とんかつ用)
2枚(300g) -
塩
小さじ2/3 -
黒こしょう
適量 -
片栗粉
適量 -
オリーブ油
大さじ1 -
にんにく(薄切り)
1片分 -
バター
10g -
かぼすシロップ
大さじ2 -
クレソン
適量
- 豚リブロース肉は筋切りをし、塩、黒こしょうで下味を付ける。
片栗粉をまぶす。 - フライパンにオリーブ油を強火で熱し、①を並べ入れる。
蓋をして中火で両面を焼く。 - 両面に焼き色がついたら、蓋を取ってフライパンの余分な油を拭き取り、
にんにく、バターを加えて中火で炒める。 - にんにくがきつね色になったら、かぼすシロップを加えて手早くからめる。
器に盛り、クレソンを添える。 - かぼすシロップを作っておけば、すぐにできる手軽な一品。
簡単なのに、さわやかなかぼすの香りとバターのコクで、まるでレストランでいただくような複雑な味わいに仕上がります。



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青じそ
4枚 -
かぼすシロップ
大さじ3 -
焼酎
大さじ3 -
氷
適量 -
炭酸水
200㏄ -
かぼすスライス
1枚
- 青じそは手でちぎり、葉と葉をこすり合わせて香りを出す。
好みのグラスに入れる。 - 氷をグラスいっぱいに満たし、かぼすシロップを加える。
- 焼酎を加え、静かに炭酸水を注ぐ。
- 軽くひと混ぜし、かぼすスライスを飾る。
- かぼす、青じそ、焼酎、それぞれの香りが驚くほどよく合います。 ついつい飲みすぎてしまいそうな、さわやかなカクテルです。
作り方がシンプルでありながら味の想像ができてとてもよいメニューだと思います。かぼすの香りが青じその香りを引き立て、ご馳走感がありながらさっぱりと食べられて、とてもおいしそう!と感じました。